セミナー
2018.7.12

第3回ソーシャルビジネスマッチングセミナー(共催:㈱ワイズ・ネットワーキング)

2018年712日(木)に、WLS研究所と㈱ワイズ・ネットワーキングとの共催イベントとして「ソーシャル・ビジネス・マッチングセミナー」を開催しました。

企業コンソーシアムによって、新しいビジネスモデル構築を目指すWLS研究所と日本経済活性化を生み出す新たなビジネスマッチングを作り出すワイズネットワーキングが協業し、ソーシャルウェルネス(健全で美しい人と社会)実現を目指したセミナー事業を展開するものです。

当日は、WLS研究所から会員企業9社他38名、㈱ワイズ・ネットワーキングから53名の総勢91名が参加しました。

※㈱ワイズ・ネットワーキング;ベンチャー育成と企業マッチングを通して日本経済の活性化を目的に設立され、従来型ではないきめの細かいユニークな企業マッチング活動を展開。

 

ベンチャー企業によるプレゼン大会 15:00~17:45

WLS研究所は「ソーシャル・ウェルネス(健康で美しい人と社会)」を実現する持続可能な事業を、 志を同じくする企業のコンソーシアム(“異能種の集まる”協同研究機関)によって創出することを目的とした研究所であり、それをより具体的に実現させるためには、多くの企業を仲間としていくことが重要です。中でも実行力のある、特化した技術や考えを持っているベンチャー企業との連携は重要と考えます。そこで、新たに、「WLS研究所プロジェクト会員」を新設し、ベンチャー企業を募集することを発表しました。

今回は会のはじめに、WLS研究所コミッショナーより、その想いを伝えるため、会の趣旨、「ソーシャルビジネスの勃興に向けて」の挨拶を行いました。続いて事務局より本研究所の活動概要のご紹介と、「WLS研究所プロジェクト会員」の説明を行いました。

その後、「AI、AR、VR」をテーマに、特化した事業展開をされているベンチャー企業12社がプレゼンテーションを行いました。(12分のプレゼンテーションは9社、一押しの一商品をプレゼンテーションするショートプレゼンは3社)

 

プレゼン企業_9社

企業名

プロフィール

株式会社Empath(AI)

代表取締役CEO 下地貴明

 

 

音声から気分状態を可視化するエンジン「Empath®(エンパス)」を利用し、メンタルヘルス対策やマーケティング等に役立つアプリケーションを開発。本技術は震災後の仙台市の仮設住宅でのプロジェクトでも採用され、利用者の気分状態を検知し、ストレス対処やスタッフの離職率低減に貢献した。

スターティアラボ株式会社(AR)(VR)

代表取締役 北村健一

 

Webサイトの企画・制作からAR(拡張現実)、電子ブックの企画・開発・提供を行っている。低価格で自社オリジナルのARコンテンツを誰でも簡単に制作できる「COCOAR」で新しい形の広告、販売促進を提案。

株式会社ヒナタデザイン(AR)

代表取締役 大谷佳弘

 

普遍的な機能とデザインを持ったユニバーサルデザイン商品を通じて、新しいライフスタイルをプロデュース。ARを駆使して既存製品のカスタマイズ事業から、オリジナル製品の企画・製造まで行う。

株式会社コンシェルジュ(AI)

代表取締役 太田匠吾

 

コンシェルジュはLINE、Facebook Messengerなどのチャットシステムに自動応答のボットを簡単に導入できるサービス。顧客との対話の中でマーケティングデータを収集。欲しい情報をダイレクトに顧客に聞くことができる。

ハタプロ・ロボティクス株式会社(AI)

代表取締役 伊澤諒太

 

「ZUKKU(ズック)」は、わずか10cm、安価で手軽に導入できる手のひらサイズのマーケティング支援AIロボット。SIMカード内蔵でスイッチ1つで稼働し特殊な設定なしに通信に繋がり自律思考し、プライバシーを侵害しないセキュアな形式でデータを取得・解析し人を手助けする様々な提案や行動を促進。

株式会社キスモ(AI)

代表取締役 三野稜太

機械学習・データサイエンスに関してあらゆる業種を対象に技術の導入支援を行なう。これまでの事業経験とAI技術を活用し、「プログラミングや専門知識のない人でも、開発事例から希望に近い事例を選ぶだけでAIを開発・導入できるサービス」を開発中。その第一歩として2018年6月に製造業向けAI開発見積もりメディアをリリース。順次対象範囲の拡大を予定している。

エイシス株式会社(AR)

代表取締役 齋藤瑛史

 

eishis WebARは特別なアプリケーションを必要とせず、ブラウザのみでAR体験を可能とするサービス。名刺や販促ツールとして展開しており、同様にブラウザのみでVR体験が実現できるeishis WebVRも業界問わず販促や営業ツールとして展開中。

Revatron株式会社(AI)(VR)

代表取締役 浅田麻衣子

 

4K動画伝送システムvatroniを開発。ビデオ入力からエンコード、ネットワークを経由してデコード&ディスプレイ表示までの遅延が10ミリ秒以下というハードコード型超低遅延型動画伝送ソリューションを開発。これまでの世界最速の15倍の速度を達成。

パイフォトニクス株式会社(AI)(VR)

代表取締役 池田貴裕

人にやさしい光技術を融合し、高指向性LED照明装置「ホロライト」を開発。多目的なビジネスシーンで活用できる。他に類を見ない照明器具として様々な業界のプロフェッショナルに採用され、検査、演出、建築、道路、安全、観光、芸術、通信、教育、実験などの用途で活用されている。

 

ショートプレゼン企業_3社

企業名

プロフィール

株式会社ネットコムBB

代表取締役社長 松岡実信

設立からインターネットサービスプロバイダー事業で蓄積されたノウハウをもとにインターネットに関わる様々な技術を提案。今回は「働き方改革~ホワイトボードアプリZAiSEKI」と題して画期的な企業向けサービスをプレゼン。

株式会社XyloTecnica(キシロテクニカ)

代表取締役 八子瑛貴

⾃分の⾏動履歴が⼀⽬でわかる、好みの旅⾏観光情報をに⼿に⼊れられる、訪れたい場所をリマインドできる旅行アプリ「waffle」を開発。友達登録することで簡単に⾃分の情報を友達と共有ができる 現地の情報などの発信などにも利⽤可能。

FUNFAM株式会社

代表取締役社長CEO 藤岡康代

子供にやさしい自然素材の竹で作った安全かつ硬質の食器を製作・販売。製品はすべて国内産。各種有名アニメキャラクターとのコラボで、各百貨店、海外からも注文多数。

 

また、今回はプレゼンベンチャー企業のうち、WLS研究所の志に近いベンチャー企業に対し、「ソーシャルビジネスホープ大賞」の表彰を行うこととしました。WLS研究所運営委員6名が「社会性」「革新性」「事業性」3つの指標、 5点満点採点により審査し、最も合計得点の高かったベンチャー企業を表彰するものです。

 

第三回ソーシャルビジネスホープ大賞は、パイフォトニクス株式会社様に決定しました!

パイフォトニクス㈱ホームページ

受賞されたパイフォトニクス株式会社様には、WLS研究所コミッショナーより、賞状とシダックス㈱が運営している中伊豆ワイナリーのワイン3本セットをプレゼントしました。

 

 

 

 

 

 

 

また、今回のソーシャルビジネスマッチングセミナーのプレゼン企業様のソーシャル性は高く、審査は難航したことにより、急遽もう一企業が「特別賞」として選出されました。

第三回ソーシャルビジネス特別賞は、ハタプロ・ロボティックス株式会社様に決定しました!

ハタプロ・ロボティックス㈱ホームページ

これからもソーシャルウェルネスの志を持って邁進していっていただきたいです。

 

ビジネスマッチング 18:00~18:40 

事前アンケートでWLS研究所企業・ワイズネットワーキンググローイング企業とベンチャー企業で相互にマッチング希望が合致した場合面談を行えるというビジネスマッチングを行いました。その結果、40組のビジネスマッチング希望が挙がり、実施しました。

 

 

 

 

 

 

異能種交流会 18:50~21:00

WLS研究所が毎月実施している「異能が集い交わる交感の場」である交流会に、今回は㈱ワイズ・ネットワーキング参画のグローイング企業やベンチャー企業も参加し、さらに交感の輪が広がる会を実施しました。

 

 

 

 

 

マッチングブースや、交流会、会終了後にも各社交流を深めていました。

 

㈱ワイズ・ネットワーキングとのビジネスマッチングセミナーは、今後も開催を検討していきたいと考えています。

 

 

 

 

(レポート:葉梨)